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2007年4月23日 (月)

65歳以前の老齢厚生年金

老齢厚生年金は、昭和16年4月1日以前に生まれた人の場合は60歳から支給されていますが、段階的に支給開始年齢が引きあげられ、昭和36年4月2日生まれ以降の人は、65歳以降の支給となっています。

(女性の場合は5年遅れのスケジュール、すなわち昭和21年4月1日以前は60歳から、昭和41年4月2日以降生まれは65歳からです。なお、公務員などが加入する共済年金の場合は、男女同一のスケジュールで実施されます。)

今回は、この65歳以前に支給される老齢厚生年金の話です。

●対象者

老齢基礎年金の受給資格期間を満たしており、かつ厚生年金の加入期間が1年以上ある人です。

●支給開始年齢

65歳未満で支給されるので「特別支給の老齢厚生年金」といい、報酬比例部分定額部分から構成されます。65歳以降、老齢厚生年金として支給される部分が「報酬比例部分」、同様に老齢基礎年金として支給される部分が「定額部分」です。それぞれの支給開始年齢は一律ではなく生年月日で決まっています。まず定額部分の支給開始年齢が段階的に引き上げられ、次に報酬比例部分が引きあげられます。

ですので生年月日によっては定額部分を受け取れず、報酬比例部分のみ受け取れる時期が存在し、これを部分年金といいます。

●支給額

報酬比例部分、定額部分ともに、厚生年金の被保険者期間などによって算出されます。ものすごく大雑把に示しますと、以下のような式で表されます。

・報酬比例部分: 平均月収×生年月日などによる報酬比例乗数×厚生年金加入月数
・定額部分: 定額(現在1676円)×生年月日による定額乗数×厚生年金加入月数(生年月日により上限あり)×スライド率

●加給年金

加給年金は、65歳以降受け取る老齢厚生年金受給者だけでなく、特別支給の老齢厚生年金受給者(つまり65歳前から)に対しても条件を満たせば支給されますが、部分年金の受給期間中は、配偶者が65歳未満でも支給されません。(定額部分に対して支給されるものです。)


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