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2007年4月18日 (水)

年金の繰り下げ受給その3 こんな方は要注意

前回、老齢厚生年金の繰り上げ受給・繰り下げ受給の話をしましたが、繰り下げ受給される方が注意したほうがよいと思われることを以下に書きます。

●繰り下げ受給 こんな方は要注意!

①長生きしない人

老齢基礎年金、老齢厚生年金を繰り下げ受給すると、遅らせた月数に応じて受給額が増え、この場合の年間受給額はずっと固定されます。しかし、受け取りの総額で比較した場合、早くに亡くなってしまっては意味がありません。

・例えば受給開始を12ヶ月遅らせ、66歳から開始した場合 ・・・ 65歳当初から受給していた場合より受給総額が多くなるのは78歳以降です。

・5年遅らせ、70歳から受給開始した場合 ・・・ 同様に82歳より長生きしないと、受給総額が65歳開始の場合を上回りません。

②60歳以降も会社で働く厚生年金加入者

60歳以降も会社で働いて収入を得ている人の老齢厚生年金は、受給額の一部または全部がカットされて支給される場合があります(在職老齢年金)。繰り下げ受給により増額されるのは、カットされずに支給されている部分だけです。つまり、減額前の本来支給される年金額全体が、繰り下げにより割り増しされるわけではありません。

③加給年金受給者

加給年金とは、厚生年金保険の被保険者期間が原則20年以上ある人に、扶養している配偶者(65歳未満)がいるときに、配偶者が65歳になるまでの間、加算されて支給されるものです。繰り下げ受給をすると、加給年金が支給されなくなる場合があります。(加給年金は、配偶者が65歳になるまでしかもらえないものです。)加給年金の詳細はこちら


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