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2007年4月30日 (月)

相続 (欠格と排除 代襲相続)

●相続

相続とは、亡くなった人の財産を、残された家族などが引き継ぐことです。亡くなった人が被相続人、財産を引き継ぐ人が相続人で、この相続人に課せられる税金が相続税です。

相続人になれる人は民法で定められており(法定相続人)、その順位も決まっています。それ以外には遺言で指定された人が財産を受け取ることができます(遺贈)。

●相続欠格

相続人となれる人でも、例えば詐欺や脅迫などによって被相続人に遺言させるなど、不正な利益を得るために違法な行為をしたり、相続争いに絡んで殺人を犯した場合は、相続人の資格を失います。民法で掲げたこれらの事由を「相続欠格事由」といい、これに該当して相続人としての地位を失うことを「相続欠格」といいます。被相続人が遺言において、その人に遺贈する旨を書いていても、認められません。

●相続排除

また、相続欠格に該当するほどではなくても、虐待、重大な侮辱、著しい非行があった場合に、被相続人の意志によって、相続の権利を奪うことを「相続人の廃除」といいます。被相続人が家庭裁判所に請求して、家庭裁判所が認めれば相続権が失われます。遺言で排除する旨を記載しておくこともできます。

排除の取り消しはいつでも可能です。

また、排除の対象者は、遺留分を有する推定相続人(将来相続人となる予定の人)なので、兄弟姉妹以外の推定相続人ということになります。兄弟姉妹に相続させたくない場合は、遺言でその旨を記載すれば可能です。

●代襲相続

相続人が相続の開始以前に死亡したり、相続欠格や相続排除によって、相続権を失っているとき、その子供が相続するというものです。例えば相続人である子が親よりも先に死亡している場合は、その子にかわってその子の子(孫)が代襲相続します。代襲相続する人を代襲相続人、される人を被代襲者といいます。

相続人が相続放棄している場合は、その相続人の子などの直系卑属は代襲相続することはできません。

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