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2007年4月24日 (火)

加給年金 その1

加給年金とは、厚生年金保険の被保険者期間が原則20年以上ある人(例えば夫)に、扶養している配偶者(65歳未満のこの場合は妻)がいるときに、妻が65歳になるまでの間、夫の老齢厚生年金に加算されて支給されるものです。配偶者の年収が850万円未満であることや、配偶者の厚生年金期間が原則として20年未満であることが必要です。

(夫と妻が逆の場合もあります。)

加給年金は、配偶者を扶養しているだけでなく子を扶養しているときも支給の対象になります。支給条件を細かく見ると以下のいずれかのようになります。

・65歳未満の配偶者を扶養しているとき(上述の通り。なお、配偶者は事実婚を含みます。)
・18歳未満の子を扶養しているとき(正確には、18歳になってから最初の3月31日までの間にある子がいる場合)
(上記の子が1、2級の障害のある子の場合は20歳の年度まで)

特別支給の老齢厚生年金と加給年金

特別支給の老齢厚生年金の受給期間中(65歳まで)も、上記条件に該当すれば加給年金は加算されます。なお、部分年金だけの受給期間中は、加給年金は加算されません。

●在職老齢年金と加給年金

会社勤めをしながら老齢厚生年金を受給している人は、在職老齢年金制度の対象になり、老齢厚生年金の支給が一部あるいは全部停止になることがありますが、老齢厚生年金が全額支給停止にならない限り、加給年金は全額支給されます。(老齢厚生年金が全額支給停止の場合は、加給年金も停止。)

●繰り下げ支給と加給年金

老齢厚生年金を繰り下げ支給することにより、1年あたりの年金受給額を増やすことができますが、加給年金を受給できる期間が短くなります。(加給年金が支給されるのは、配偶者が65歳になるまでです。)

●配偶者特別加算

老齢厚生年金受給者(例えば夫)が昭和9年4月2日以降の生まれであれば、配偶者特別加算があります。受給権者(この場合は夫)の生年月日により、加給年金に加算される金額は異なります。


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