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2007年4月16日 (月)

年金の繰り下げ受給その1 老齢基礎年金(計算例2)

○70歳まで繰下げた場合の老齢基礎年金額

前回の続きです。5年繰下げる=60ヶ月繰下げる、ですので繰下げによる増額率は0.7%×60ヶ月=42%。

前回の ①基本年金+②振替加算 の全額に対して42%増しというわけではありません。振替加算部分は増額されません。つまり、振替加算部分は本来65歳から受給できたものが、増額なしで70歳から支給されることになるので、5年間分の振替加算分はまるまるもらえないことになります。

①の基本年金の増額した値の計算は以下のようにします。百円以下四捨五入した732,700円を用いるのではなく、その前の段階の値732,693円(基本年金額)を用います。

732,693円 × 142% =1,040,424円 → 百円未満四捨五入して 1,040,400円

よって、70歳まで繰下げた場合の老齢基礎年金額は

①1,040,400円 + ②88,200円 = 1,128,600円 となります。

年金の支給総額で比較した場合、振替加算の対象になっている人は、なっていない人に比べ、より長生きしないと繰下げ支給による増額メリットを受けられないことになります。

○付加年金

また、Aさんが付加年金(国民年金保険料に毎月400円を上乗せして納付していた場合、納付月数に応じて年金額が加算されるものです)を納めていた場合は、付加年金も繰下げ支給の増額対象になります。

例えば5年間、付加年金を納めていた場合、付加年金年額=200円×5年×12ヶ月=12,000円なので12,000円×142%=17,040円 → 17,000円

つまり、本来付加年金として年額12,000円加算されるのに対し、70歳まで繰下げ支給することにより17,000円が加算されることになります。


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