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2007年5月 4日 (金)

高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の併給調整(計算例)

前回、高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の併給調整について説明いたしましたが、今回は併給調整の具体的な計算例をみていきます。つまり、在職老齢年金額を調整する計算です。

○前提:

・60歳以降の賃金月額 25万円(標準報酬月額26万円)、賞与 年2回各30万円
・年間132万円の年金額(月額11万円)
・60歳到達時の賃金月額 42万円、賞与 年2回各30万円

→ 在職老齢年金額は月額4万円になります。(在職老齢年金の計算例はこちらを参照してください。)この額からさらに調整します。

○併給調整額の計算:

60歳以降の標準報酬月額26万円は、60歳到達時の賃金月額42万円の61.9%となり前回説明のパターン②に該当しますが、「割合に応じて6%より逓減した率」の値は6%となり、
支給停止額=標準報酬月額×6%となります。

よって、支給停止額=26万円×6%=15,600円となります。従って、この金額が在職老齢年金額4万円よりさらに調整され、調整後の在職老齢年金額は40,000円-15,600円=24,400円となります。

○併給調整後の収入総額の比較

・調整前: 60歳以降の賃金が25万円、年金月額は11万円なので、本来の月収額は36万円。

・調整後: 賃金25万円+調整後の在職老齢年金24,400円+高年齢雇用継続基本給付金37,500円(計算方法はこちら)=311,900円となり、多少収入が減少することになります。


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