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2007年6月16日 (土)

生前贈与加算

相続開始の3年以内に被相続人から贈与を受けた財産については、贈与ではなく相続財産とみなして、相続税の課税価格に加算します。(その分、すでに納付した贈与税は相続税額から控除します。)

・加算される財産の価額は、相続が開始したときの価額ではなく、贈与されたときの価額で評価します。
(例えば贈与時に700万円であった株が相続時に1,000万円になっていたとき、評価額は700万円となります。)

・相続や遺贈によって財産を取得した人が対象です。(例えば、相続や遺贈によって財産を取得しなかった人が、相続開始の年に係る相続人から財産の贈与を受けていたとしても、相続税の課税価格には加算せず、通常の贈与税が課税されます。)

贈与税の非課税財産は加算されませんが、贈与税の110万円の基礎控除は考慮しません。(例えば現金100万円の贈与は基礎控除の範囲内ですが、100万円全額が加算対象になります。)

配偶者の贈与特例控除(最高2,000万円)の適用を受けた場合は、その部分は相続財産に加算しません。例えば、贈与税の配偶者控除の適用を受け、2,500万円の財産の贈与を受けた場合、500万円を相続財産に加算します。

・特別受益制度と異なり、生計の資本などの財産に限定されません。


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