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2007年6月 7日 (木)

贈与とは?

100万円の車をただで友人に譲ったら「贈与税」がかかります。10万円で譲ってもかかります。

そもそも「贈与」とは、当事者の一方が自分の所有する財産を無償で相手方に与えることによって成立する契約(諾成契約)です。「相続」や「遺贈」が一方的に成立するのに対し、「贈与」は相手の意思表示が必要です。

ではいったいどのような場合に「贈与税」が課税されるのでしょうか?

「贈与税」とは、基本的には個人から個人に財産を無償で移転(譲渡)した場合に、財産を取得した人にかかる税金です。そのほか、以下のような場合も贈与とみなされて贈与税がかかります(みなし贈与)。

①保険料を負担しない保険金: 

生命保険料の掛金を払わずに死亡保険金や満期保険金を受け取ったときに、原則として受け取った保険金の額に贈与税がかかります(保険料負担者と保険金受取人が異なる契約)。

②掛金を負担しない年金: 

例えば被保険者・年金受取人が妻、契約者・保険料負担者が夫である個人年金保険の場合。契約者・保険料負担者を妻にしておけば、年金受け取り時の所得税(雑所得)のみですみます。しかし、上記の契約形態の場合、妻が所定の年齢に達して年金受給権が発生した時点で夫から妻への贈与があったとみなされて、贈与税が課税されることになります(受け取り年金に対しては所得税もかかります)。

③低額譲渡:

冒頭の例です。例えば1,000万円の時価のものを対価400万円で譲渡したとき、差額600万円に対して贈与税が課せられます。

④債務の免除による利益

自分の名義で組んだローンを、親に返却してもらっている場合など。また、親から借金をして返済していないときも贈与税が課せられます。

 → 関連ページ「贈与税の非課税財産」へ


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