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2007年6月10日 (日)

子の範囲 ~養子~

相続税は、基礎控除を超える相続財産がある場合にかかってきますが、その他様々な控除があり、実際に相続税を払う必要のある人は、相続する人全体の5%程度とも言われています(よっぽど財産がないと課税されない)。

基礎控除は以下のように計算します。

相続税の基礎控除額 = 5,000万円+1,000万円×法定相続人の数 

子は法定相続人の第一順位ですが、子の範囲は前回みたとおりです。養子も子として扱われるわけですが、他人の子に限らず、自分の孫や甥、姪などを養子にすることもできます。そうすると、財産をたくさん持っている人は養子をたくさんもらっておけば、税金を安くすることができることになりますが、そうでもありません。

民法上は、相続人となる養子の人数に制限はありませんが、相続税法上の法定相続人の数は、実子がいる場合で養子は一人まで、実子がいない場合で2人までです。

ただし、下記に該当する養子は実子とみなし、法定相続人の数に算入される養子の数の影響をうけません。

・特別養子縁組によって養子となった者
・代襲相続人で、被相続人の養子となった者
・被相続人の配偶者の実子で被相続人の養子となった者(連れ子養子)

また、民法上は相続放棄人は相続人ではありませんが、相続税を計算する上では放棄者も法定相続人に含めます。つまり、法定相続人が相続放棄しても相続税の基礎控除額には影響はありません。


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