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2007年7月26日 (木)

不動産と税金6 住宅ローン控除3(控除期間10年)

今回は、具体的に住宅ローン減税の減税額を計算してみます。

○計算の前提

平成19年に入居、借り入れ金額は3,000万円で、30年返済、金利3.5%の場合。毎年の所得税額が15万円の人を例にします。

①控除期間が10年間の住宅ローン減税

前回記載しましたが、H19に入居の場合は控除1年目~6年目は控除率が1.0%、7年目~10年目は0.5%です。
ローン残高は
1年後 2,942万円
2年後 2,883万円
3年後 2,821万円・・・であり、控除率が6年目まではローン残高に対し1.0%なので

控除額(減税額)は
1年目 29.4万円
2年目 28.8万円
3年目 28.2万円・・・と計算したくなりますが、注意が必要です。

平成19年入居の場合、対象上限金額は2,500万円なので、ローン残高がそれ以上あっても2,500万円の1%である25万円が上限です。7年目以降は0.5%にあたる12.5万円が上限です。また、一方で控除額はその年の所得税額が限度なので、15万円が限度です。

    ローン残高  残高の1%または0.5%  実際の控除額
1年   2,942万円   29.4万円       15万円
2年   2,883万円   28.8万円       15万円
3年   2,821万円   28.2万円       15万円
4年   2,757万円   27.5万円       15万円
5年   2,691万円   26.9万円       15万円
6年   2,622万円   26.2万円       15万円
7年   2,551万円   12.7万円       12.5万円
8年   2,478万円   12.3万円       12.3万円
9年   2,402万円   12.0万円       12.0万円
10年   2,323万円   11.6万円       11.6万円

つまり、10年間を通して所得税額による控除限度額は15万円であり(実際はその年によって所得税額が変動するので限度額も変動します)、ローン残高による上限は6年目までが25万円、7年目から10年目までが12.5万円となります。その両方の枠の中で、ローン残高の1%または0.5%が控除される仕組みです。

以上の計算より、適用期間10年の住宅ローン減税の場合、減税額の合計は138.4万円になります。

 → 期間15年の場合は次回


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