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2007年7月10日 (火)

建築基準法3 容積率

前回でてきました建ぺい率が建築面積を制限するのに対し、建物の延べ面積(各階の合計)を制限するのが容積率です。

○容積率

容積率は次の式で表されます。

容積率(%) = 延べ面積 ÷ 敷地面積 × 100

例えば3階建ての建物の場合、延べ面積が160m2、敷地面積が200m2の場合、容積率は80%になります。一方で、延べ面積が400m2の場合、容積率は200%になります。

建ぺい率は最高でも100%であるのに対し、容積率は計算上の上限はありません。しかし、実際には用途地域ごとに上限が定められています。

○前面道路による制限

容積率は用途地域ごとに上限は定められていますが、さらにその敷地が接している道路の幅によっても制限されます。

具体的には、接面する道路の幅員が12m未満の場合で、用途地域によって道路の幅員の4割または6割が容積率の上限となります。住居系の地域とそうでない地域でそれぞれ

・住居系の場合:  前面道路の幅員 × 0.4
・住居系以外(商業系、工業系あるいは無指定用途地域):  前面道路の幅員 × 0.6

です。12m以上の道路であればこの計算の必要はありません。

○具体例

例えば第1種中高層住居専用地域で、容積率の制限が300%の地域の場合。接している道路の幅員が6mであったときは、その幅員の制限を受けることになります。

第1種中高層住居専用地域は住居系なので、6m×0.4(40%)=240%

指定の300%と比較して小さいほうが実際の容積率の上限となるので、300%>240%より、容積率の上限は240%となります。


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