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2007年8月 8日 (水)

土地の譲渡にかかわる税金の計算

20年前に130万円で買った土地を平成19年に3,000万円で売却し、仲介料90万円を仲介業者に支払いました。この譲渡に対する所得税額と住民税額はいくらになるでしょうか?
なお、この方の課税総所得金額は500万円とし、本年中に総合課税の対象となる譲渡はなかったものとします。

○解答

・取得費: 譲渡する資産の取得費が不明な場合、または少額の場合は「概算取得費」を使用することが出来ます。

概算取得費=収入金額の5%なので

3,000万円の5%=150万円。150万円>130万円なので、取得費として150万円を使用することが出来ます。

3,000万円 - (150万円+90万円)=2,760万円。これが課税譲渡所得金額になります。

本問の場合、長期譲渡所得に該当するので税率は

所得税15%: 2,760万円×15%=414万円

住民税5%: 2,760万円×5%=138万円

なお、特別控除額の50万円というのは、「総合課税の譲渡所得」に対して適用されるものであり、土地・建物等「分離課税の譲渡所得」に対しては適用はありません。


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