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2007年9月 7日 (金)

FXを知る3 レバレッジを下げる

ではもっと円高になってもロスカットされずに耐えたい、と考える場合はどうしたらいいでしょうか?

保証金の額を増やすことです。例えば、20万円の倍の40万円の保証金の場合。40万円の20%は8万円ですので、40-8=32万円の為替差損が出るまで大丈夫です。10,000ドル保有の場合は、32円分の円高まで耐えられます。つまり1ドル=88円の円高まで耐えられます。

これは実質的にレバレッジの倍率を下げていることになります。レバレッジの倍率1倍が外貨預金に相当すると考えることもできます(実際には為替手数料や流動性が異なるため、単純に同じとはいえませんが)。

なにも1倍にまで下げる必要はありません。「このレートよりは円高にならないだろう」という水準を決めておき、必要な保証金を入れればいいわけです。例えば10,000ドルを保有したい場合。1ドル=120円での購入とします(手数料などは除いて考える)。今後長期間保有し続けたいと考え、1ドル=60円まで耐えられるようにしたい場合。前回同様に保証金の20%でロスカットされる会社の場合で考えます。

120-60=60円の円高になった場合、10,000ドルは60万円の為替差損になります。はじめに入金する保証金をX円とすると、60万円減ったときに、それがはじめの20%に相当するわけですからX-60万円=0.2X。よってX=75万円。75万円を入金し、1ドル=120円で10,000ドル購入すれば、1ドル=60円の円高になるまでロスカットされないということになります。その間、スワップ金利が毎日入ってくるというわけです。金利水準、手数料の比較では外貨定期預金よりよっぽど有利です。個人的には、FXをこのような形で利用することをお勧めします。この場合、決してハイリスクではありません。

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