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2007年9月19日 (水)

分散投資 その3 ドルコスト平均法

投資時期を分散する方法として、「ドルコスト平均法」というものがあります。これはある金融商品を長期間に渡り一定時期ごとに(例えば毎月)一定額ずつ(例えば1万円ずつ)継続して購入していく方法です。購入タイミングを考えずに、購入コストを低く抑えるのに有効な方法です。毎月一定数量ずつ購入する場合と比較してみます。

                  1月目     2月目    3月目
株価      10,000円  16,000円   5,000円

パターンA                         合計
購入株数   1株      1株      1株    3株
購入金額   10,000円  16,000円   5,000円  31,000円

パターンB
購入株数   1株     0.625株    2株    3.625株
購入金額      10,000円  10,000円  10,000円  30,000円

パターンAは、毎月1株ずつ購入するやり方で、平均購入単価は10,333円となります。パターンBは、毎月一定額(10,000円)ずつ購入するやり方で、これがドルコスト平均法です。購入単価は8,276円となります。

このように、ドルコスト平均法を使うことにより、購入単価を抑えることができます。この方法を使うよりも、自分で相場を観察して「安いときにもっとたくさんかったほうがよりいいのではないか?」と考える人もいますが、相場の底を逃さずに買うのは実はとても難しいことです。例えば1年間で、合計10万円分の1つの銘柄の株を買うと決めて、自分で買い時を選んで実際に購入し、購入単価を比較してみれば分かるかと思いますが、ドルコスト平均法に勝つことすら容易ではないことが分かります。

ただし、このドルコスト平均法も万能ではありません。相場が一方的に上昇あるいは下降する局面においては必ずしも有利とはいえません。


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