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2007年10月 3日 (水)

あまり知られていない健康保険の力 その3 高額療養費

重い病気などで病院に長期間入院したり、通院したりする場合には多額の医療費を払わなければなりません。民間の医療保険に加入する人が増えていますが、公的な保険である健康保険には「高額療養費」の支給というものがあります。

被保険者やその家族が、1ヶ月のうちに(暦月で計算します)同じ病院で支払った医療費(入院費と通院日は別計算、など細かい計算方法があります)が一定額を超えるとき、超える額が高額療養費として支給されます。

○自己負担限度額の計算方法

一般所得者(標準報酬月額が53万円未満)の場合、外来、入院ともに

80,100円+(かかった医療費-267,000円)×1% です。

ここで「かかった医療費」とは、自己負担前の総額です。

例えば100万円の医療費がかかった場合。80,100円+(100万円-267,000円)×1% = 88,330円。

高額療養費の申請をしないと、3割負担の場合は100万円の3割、つまり30万円を負担することになりますが、申請した場合は88,330円が自己負担限度額になりますので、30万円との差額が払い戻されます。

なお、保険外併用療養費の差額部分(差額ベッド代など)や入院時の食事代(食事療養費)、入院時生活療養費は支給対象にはなりません。

この制度は国民健康保険にもあります。

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