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2007年11月 4日 (日)

医療費控除 ~計算例2~

前回、医療費控除の計算例を示しましたが、今回は別の計算例をお示しします。

Bさん(所得金額の合計は200万円以上)がH19年中に支払った、控除対象となる医療費の内訳は以下の通りです。

・Bさんの入院に伴う医療費: 17万円(自己負担額)
(入院・手術を含む一連の治療にかかった医療費)
・Bさんの長男の歯列矯正の費用: 15万円

一方で、Bさんの入院・手術に関連してH19年中に受け取った保険金等の額は以下の通りです。

・Bさんの入院給付金・手術給付金: 15万円(Bさん加入の生命保険より支払を受けたもの)
・健康保険から払い戻された高額療養費: 3万円
・就業不能となったことによる所得補償保険の保険金: 10万円

①Bさんの入院・手術に関連する医療費: 17万円-(15+3万)円<0 → 0万円
②Bさんの長男にかかった医療費: 15万円

よって①+②-10万円=0+15-10万円=5万円より、医療費控除の合計金額は5万円となります。

※1: 所得補償保険の保険金は、治療とは直接関係ないので差し引く必要はありません。
※2: Bさんの入院・手術に関連する医療費は保険金等を差し引くとマイナスとなりますが(①)、この余った分をさらに他の医療費から差し引く必要はありません。つまり、「差し引く保険金等は対象となった治療に直接要するものに限られ、控除し切れなかった分を他の治療に掛かった医療費から控除する必要はありません。」


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