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2007年11月21日 (水)

損益通算とは? その計算方法

損益通算とは、以下の4つの種類の所得について赤字が出た場合に、他の所得(=この4つに限りません。給与所得なども含みます。)の黒字と通算できるというものです。4つの所得とは、「不動産所得」「事業所得」「山林所得」「譲渡所得」です。

具体例を以下に示します。

給与所得: 200万円
不動産所得: ▲220万円
一時所得となる収入: 200万円
一時所得の必要経費: 100万円

まず所得を以下の4つのグループに分けます。
1.経常グループ: 利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、雑所得
2.単発グループ: 譲渡所得、一時所得
3.山林所得
4.退職所得
次に、各グループ内の赤字と黒字を通算します。

つまり、
1.「経常グループ」として給与所得と不動産所得を損益通算します。 →▲20万円
2.「単発グループ」に分類される一時所得を計算します。
つまり200-100-50万円(一時所得の特別控除額)=50万円。
今回は、上記3と4はありません。

次に、1と2を通算します。経常グループに残った赤字が20万円、50万円の特別控除額を控除後の一時所得が50万円なので、一時所得の額が最後まで残ることになりますが、一時所得は損益通算後に1/2をする決まりです。

つまり▲20万円と50万円を通算し、通算後の30万円を1/2した15万円が総所得金額になります。つまり、Aさんは給与所得が200万円ありますが、これに対してまるまる課税されるわけではありません。15万円に対して課税されることになります。


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