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2007年11月 2日 (金)

夫婦共働きでもOK ~医療費控除~

記事 「医療費控除とは」 に出てきた以下の「一家」の範囲を説明します。

一家でその年(1/1~12/31)に支払った医療費が一定額以上の場合、確定申告をすることによって税金を少し減らすことができる場合があります。

「一家」には自分と生計をともにする配偶者や子ども、親族まで含みます。同居の必要はありません。また、配偶者が働いていて夫よりも収入があっても構いません。

確定申告の際、一家の分をまとめて誰かの確定申告分として提出することになりますが、誰の分とすればいいでしょうか?

答えは計算してみる必要があります。
例えば課税所得金額が80万円の人(例えば妻)の所得税率は5%ですが、200万円の人(例えば夫)は10%です。
一家で支払った医療費総額が15万円の場合、

妻の控除の対象額は15万円-80万円×5%=11万円となり
夫の控除の対象額は15万円-10万円=5万円となります。
妻が確定申告した場合 → 11万円×5%で5,500円の節税。
夫が確定申告した場合 → 5万円×10%で5,000円の節税です。

この場合は妻が申告したほうがおトクです。ただし、夫の課税所得金額が400万円だった場合、税率は20%となり5万円×20%で10,000円の節税になるので、夫が申告したほうがおトクです。

ただし、支払った医療費総額が例えば9万円の場合、夫の所得条件では医療費控除の適用を受けられませんので注意を(10万円を超えていないと対象になりません)。その場合でも、妻ならできそうです。

 → 次回、「医療費控除の対象となるもの、ならないもの」へ


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