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2008年3月18日 (火)

外貨の売り方 シミュレーション8(月1回売買その4)

前回は、以下の方法で売買した場合のシミュレーション結果を掲載いたしました。

○方法2-2(想定したドルの最大変動幅から設定した境界値を売買の判断基準に使う方法) ・・・その時のレートが境界値より高かったら売り、低かったら買います。1ドル=117円を境界値とします。
ただし、手持ちのドルをすべて売りつくし、再度12,000ドルまで積み立てる際には境界値を考慮しないルールでした。
今回は、このゼロになったあとの積み立ての際にも境界値を考慮し、117円より円安のゾーンでは一切購入しないルールで売買してみます。

方法2-2A2: 手持ちのドルを売り切った後の積み立ての際にも境界値を考慮し、月に1回売買した場合の結果です。

1997年1月から2008年4月時点までの結果は

・購入回数                      70回
・売却回数                      41回
・年平均売買回数                  9.8回
・2008年4月時点での保有ドルの量       26,000ドル
・含み損益                      -256,000円
・確定損益                      741,000円
・通算損益(含み損益+確定損益)        485,000円
・通算損失の最大値(通算利益の最小値)   86,000円(最も悪かったとき)
・平均購入レート                   109.4円
・最大拠出額(期間中、ドルを最大でどれだけ保有していたか)33,000ドル
・期間利回り(通算損益/最大拠出額・・・年換算)  1.7%

方法2-2Aの場合と同様、11年間に手持ちのドルを売りつくしたのは1回です。今回の方法2-2A2においては、再度12,000ドル積み立てるときのレートはルールにより117円よりも低いので、12,000ドル積み立てた時点(2000年5月)で109.6円でした(方法2-2Aの場合は99年5月に積み立て終了し平均126.2円)。しかしその後方法2-2Aではレートが低い(円高)の時に今回の方法2-2A2よりもより多くのドルを買うことになります(理由: 保有ドル数の量が多いときは、同じレート変動に対して含み損益の額が大きくなるため、その分売買量も多くなります)。その結果として急速に平均購入レートを下げることになり、11年後の時点では両方法で平均購入レートは同じになりました(109.4円)。

一方で、レートが高いとき(円安)には購入を見合わせるため、方法2-2Aと比べて最大拠出額を抑えることができ、期間利回りでは今までの方法で一番高い値(1.7%)を示しています。


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