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2008年3月 7日 (金)

外貨を買う時期はどう分散させる? 具体例2 積み立て2

前回ご紹介しました「一定期間が経過したら一定額(円換算)購入する」の具体的方法です。

今後為替相場がどのように動くか全くわからない場合に特に有用かと思われます。(円高に動くことがわかっていれば円高のときにドルを買えばよく、円安に動くことがわかっていれば今すべてドルに換えてしまえばいいわけですから・・・。)

考えることは以下の通りです。
・どのくらいの期間をかけて購入するか
・その外貨に合計いくら投資するか?
・前回同様に、どこまで円高が進んでもよしとするか?

例えば、
・今から1年かけて毎月ドルを購入
・合計1200万円分をドル資産として保有
・現在1ドル=100円で、今後1ドル=80円までの円高を想定する場合

1200÷12より1ヶ月あたり100万円が、ドル投資の額となります。ただし、1ドル=100円として10,000ドルの現物を購入するという意味ではありません。レバレッジを有効活用してFXで「買い」のポジションで保有します。では今月はいったいいくら分購入すればいいのでしょうか?

現在の1ドル=100円が今後1ドル=80円になった場合、20円の円高です。10,000ドル(1ロット)保有の場合、1円の円高で1万円の損失になるので、20円の円高では20万円です。この場合、1ヶ月の投資額である100万円分の損失が出るのは5ロットなので、5ロット分50,000ドルをFXにて「買い」のポジションで保有します。(レバレッジは5倍になります。)

では翌月に1ドル=120円になった場合。1ドル=80円との差が40円になるので100÷40=2.5より2.5ロットを購入します。(最小購入単位が10,000ドル(1ロット)の場合は、20,000ドル分(2ロット)を購入。)また、1ドル=90円になったときは、1ドル=80円まで10円の差なので100÷10=10より100,000ドル分(10ロット)を購入します。

上記方法は厳密にはドルコスト平均法とは購入の仕方が異なります。また、実際には維持証拠金や手数料がかかってくるので、上記の毎月の購入量は理論上の最大値ということになります。このような方法で購入すれば、(相場が1年かけてずっと上昇あるいは下降し続けないのであれば)平均購入単価を効果的に下げることができ、かつ1ドル=80円の水準にも耐えることができます。ただし、FXですので1ドル=80円より円高に進めば資産のほとんどを失う可能性が高いことにも気をつけなければなりません。それがいやであれば、1ドル=10円などの超超円高をはじめに想定し、毎月の購入額を決めることです。

このようにして合計1200万円分を1年かけてドル資産に換えた後、維持する方法を次回お話いたします。


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