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2008年3月 5日 (水)

外貨を買う時期はどう分散させる? 具体例1

前回からの続きです。以下の例を考えて見ます。

・現在の米ドル/円レート: 1ドル=100円
・想定する最も円高のレート: 1ドル=80円
・この投資にかけられるお金: 120万円
・金利差収入(スワップポイント)目当ての長期保有のスタンスでいきたい場合(つまり、1ドル=80円までは損切りしない)

今後円安に戻ることを想定し、今の1ドル=100円でドルの「買い」を入れたいと思っていますが、「どのタイミングでいくら分買ったらいいか?」を考えます。

通常、FXは1万通貨単位ごとの取引になるので、最小買い付け単位は1万ドル(=1ロットとします)ということになります。レートが1円円高になると1万円の損失になるので、1ドル=80円になった場合は100-80=20円 → 20万円の損失になります。維持証拠金などを加味し、高いレバレッジであればおよそ5ロット(=5万ドル)の保有が最大可能保有ロットとなります。(この場合5×20万円=100万円の損失が最大)

以下、1つの方法です。

1ドル=80円まで円高になる場合を想定し、その水準でも「買い」の余力を保持するには、1ドル=100円の水準から1ドル=80円まで、5回に分けて購入するのが1つのやり方です。つまり、1ドル=100円、95円、90円、85円、80円になったらそれぞれ1ロットずつ買うというやり方です。

こうすることにより、1ドル=80円の円高にも耐えられ、かつその水準でも「買い」を入れることができるわけです。(上記の例では、1ドル=100円のときに5ロット買っているわけではないので、1ドル=80円になったときの為替差損は20+15+10+5+0=50より50万円になります。)では、1ドル=80円を突破し、さらに円高になった場合は?

損切りを覚悟でこのような買い方を設定しているわけですから、損切りが1つの方法です(実際には、損切りを回避する方法はいくつかありますが)。

ちなみに外貨預金の場合はレバレッジが1倍なので、損切りしなくても市場から撤退せざるを得ない状態になることはありません。ただし満期後、さらに円高がすすみ、外貨のまま保有では含み損が拡大しそうだと判断した場合は損切りする(=その時点で円貨に換えること)方法もあります。

具体例2は次回へ


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