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2008年3月 9日 (日)

外貨を売る時期はどう考える?その2 長所と短所

前回、金融資産の一定割合まで積み立てた外貨の売買を、その後どのように行うかについて2つの方法を書きました。今回は、その特徴についてです。

・方法1(一定以上レートが変動したら売買を行う方法)
この方法は、相場が急激に変動した場合に、そのチャンスを生かすことができます。一方で為替レートの変動が小さい場合、それが1年続いても売買を行わないことになります。(小さな変動でも、積み重なれば収益につながるのでそれを逃すことになります。)
この方法では、次の方法2と違って金融資産全体に占める外貨資産の割合をほぼ一定に保つことが出来ます。

・方法2(一定期間ごとに売買を行う方法)
この方法だと、相場が急激に変動しても、そのチャンスを生かしきれない場合があります。例えば年1回の売買ルールの場合、その間にレートが100円から140円になりまた100円に戻ったとしてもその間はなにもしないことになります。
また、年1回の売買の場合は、それまでに積み立てた外貨の比率を大きく変えることはありませんが、月1回の売買の場合は、大きく変動する場合があります(はじめに10,000ドルもっていたものが、売り続けることによりその年のうちに1,000ドルになる場合もあります)。つまり、毎月の売買ですと、レートがほとんど変動しない場合などは、設定した売買ルールによっては買い続けるあるいは売り続けることになり、金融資産全体に占める外貨資産の割合を一定に保つことは出来ません。

上記2つの方法を組み合わせた方法もあります。原則的には一定期間ごとに売買を行うのですが、相場が急激に変動した場合には例外的に臨時の売買を行います。そのかわり、次回の売買のタイミングをその分だけ遅らせるのも1つの方法です。どの程度の売買頻度がいいかについては手数料の割合や、相場の変動周期などに依存するものだと思います。一概に1年がいいか1ヶ月がいいかは言えないでしょう。上記方法1,2の具体例を次回以降お話いたします。


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