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2008年10月

2008年10月 1日 (水)

火災保険の注意

火災保険は主に住宅・建物と家財を対象にする保険ですが、大きくわけて以下の3種類があります。

1.住宅火災保険
2.住宅総合保険
3.新型火災保険

1→2→3の順にいくほど補償は手厚くなります。一般的に1の住宅火災保険では補償されずに、2の住宅総合保険や3の新型火災保険で補償される内容には以下のようなものがあります。

・物体の落下、飛来、衝突(自動車の飛込みなど)
・給水設備からの漏水などによる水ぬれ
・騒じょう、労働争議などに伴う暴行、破壊
・屋内での盗難、鍵の破損など
・台風や集中豪雨による川の氾濫などの水災

さらに、1や2では補償されずに3の新型火災保険でのみ補償されるものには以下のようなものがあります。

・(屋内ではなく)持ち出し家財の損害
・偶然の事故による住まいや家財の破損や汚損
・凍結水道管修理費用
・ドアロック交換費用

賃貸住まいに入居の際、一般的に加入する(させられる?)火災保険が「家財保険」「借家人賠償責任補償」「個人賠償責任補償」です。

家財保険は、入居者自身の家具や衣類の損害を補償します。

建物については家主が火災保険に加入していますが、火災や水漏れで建物に損害を与えた場合、家主に対して賠償責任を負うことになります。これに備える保険は、家財保険の借家人賠償責任特約です。

「個人賠償責任補償」は、他人のものを壊したり、けがをさせたり、水漏れ事故を起こして階下の部屋に損害を与えた場合などの賠償責任費用を補償します。ただし、隣家への火災は「失火責任法」が適用され、この個人賠償責任特約では補償されません。

失火責任法: 

木造建築の多い日本では、軽過失による火災の場合は賠償責任は負わないことになっています。この法律の適用は民法上の不法行為責任のみに限定されるため、隣家への類焼に対しては失火責任を負いませんが、家主に対しては債務不履行による損害賠償責任を負います。

別に加入している傷害保険と内容が重複することもあります。火災保険に含まれる内容のうち、家財の水害補償や、個人賠償責任補償をはずせる場合もありますので、うまく節約しましょう。

fancrew

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