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2009年3月29日 (日)

学資保険 その1

子どもが生まれたら学資保険」と言われた学資保険ですが、「入ったほうがいいか否か」についてはメリット・デメリットをよく吟味する必要があると思います。

学資保険とは、教育資金を積み立て、満期になると満期金が受け取れる貯蓄性の商品であると同時に、契約者(一般的には親)が死亡したときにその後は保険料を払い込まなくても、満期になると満期保険金が受け取れる保険商品です。以下、具体的にみていきます。

○かんぽ生命保険の「新学資保険」: 被保険者である子どもが死亡した場合でも、満期保険金と同額を受け取ることができます。その分毎月の保険料は高くなり、現在は満期金額は払い込み総額を下回ります。保険機能を重視した商品といえます。

○ソニー生命保険の「5年ごと利差配当付学資保険」: 被保険者である子どもが死亡した場合、満期保険金と同額はもらえず、払い込み保険料分を受け取ります。その分毎月の保険料はかんぽ生命保険の「新学資保険」より安く、満期金額は払い込み総額を上回ります。貯蓄機能を重視した商品といえます。

仕組みのメリット: 一度契約すれば自動的に教育資金が積み立てられるため、(お金があると使ってしまう)意志の弱い人にはいいかもしれません。もっとも、「自動的に天引き」の仕組みは投資信託などの積み立てでもよいわけですが・・・。

利率のメリット: 今後も超低金利が続く場合は、ソニー生命保険の「5年ごと利差配当付学資保険」などは、定期預金よりも有利になります。一方で、20年近く運用できるので、投信などのよりリスクのある商品で運用する方法も考えられます。

親が別途生命保険に加入している場合は、親の「死亡保障」として過大になっている可能性があります。親の死亡保障部分は「定期保険」で準備し、貯蓄部分はインフレリスクに対応した別の商品で運用する方法も考えられます。


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