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2010年11月 1日 (月)

学資保険 その2(保険機能と貯蓄機能を分けて考える)

保険商品は保険機能に加え、貯蓄機能のあるものがあります。加入する際は保険部分、貯蓄部分に機能を分けて、他の金融商品よりも本当に有利なのか吟味したほうがいいと思われます。

かんぽ生命の学資保険はこの両方の機能を備えたものです。「子供が生まれたら学資保険」と当たり前のように言われていますが、学資保険以外にいい商品はないのでしょうか?

まず保険部分について。

契約者である親に万一のことがあったとき、以後の保険料の払い込みなしに満期金を得ることができます。また、被保険者である子どもに万一のことがあった場合も、満期保険金と同額の死亡保険金が支払われます。ただ、死亡保障は基本的には残された家族が経済面で困らないようにするためにかけるものであるので、子どもに対する死亡保険金の部分はいらないと考えることもできます。この場合欲しいのは前者の機能(親に万一のことがあった場合に備える機能)だけですが、ソニー生命など民間のこども保険にこのような商品がありますし、あるいは親が定期保険に入れば得られる機能です。機能を絞った分保険料は安くてすみます。

次に貯蓄部分について。

満期金が決まっているので、「固定金利」の商品と言えます。固定金利の商品が有利なのは、金利が低下局面にあるときです。現在のようにこれ以上下がらないくらい金利の低いときに金利を固定するのは得策とはいえません。

ただし、普通預金よりはましだとしてリスク分散の観点から金利を固定することは悪いことではなく、その場合は他の金融商品と比較して有利かを見るべきです。低金利時に満期金が払い込み保険料を下回る元本われを起こすことは、保険機能を備えている以上ある意味仕方のないことであって、「元本割れするからよくない、元本割れしないからいい」というわけではありません。金利の高いときには満期金が払い込み金額を大きく上回り利回りが高くなりますが、そのようなときはまわりに高金利の商品はたくさんあるものです。あくまでも他商品との比較です。また、中途換金すると不利になることも忘れてはいけません。

一方で、保険機能と貯蓄機能が一緒になった商品の利回りを計算するのは簡単ではないかもしれません。専門家に相談してみるのも手です。


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