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2013年6月

2013年6月19日 (水)

外貨とつきあうための具体的な方法

 外貨に接するのは海外旅行のときだけですか?

「円安リスク」が現実的になってきている今、円資産の価値が下がることを防ぐ方法は、「外貨を保有する」ことです。

  外貨を保有することはすなわち為替の影響を受け、円換算の価値が上下するということなので「リスクがある」と思われがちです。

しかし前回書きましたように諸外国との貿易に依存した生活環境下においては、資産をすべて円で保有することは同じようにリスクにさらされています。実感しにくいだけです。

  銀行で取り扱っている商品として身近になってきたものに「外貨預金」がありますが、選択肢はほかにもあります。例えば外貨MMF(公社債投資信託の一種)やFXなどです。

特にFXは為替手数料の安さ、換金のしやすさにおいては外貨預金に対してはるかに優位性があります。

  一昔前までは、個人が直接に近い形で外国為替市場にかかわることは不可能でした。

それが今ではパソコンから各国通貨の売り買いを、100通貨単位(例えば100ドル)程度から、24時間いつでも行うことができるようになりました。

 FXは「リスクが大きい」「ギャンブル」とみなされる傾向がありますが、一面的な見方です。少額で大きなお金を動かすことができるのでそのような側面もありますが、使い方次第では非常に便利で有効な外貨の運用方法だと思います。FXは証券会社や商品先物会社などを通じて取引することができます。

   外貨MMFは為替手数料の安さ、換金のしやすさなどは外貨預金とFXの中間くらいに位置します。売却による差益は譲渡益として扱われるので、為替差益に対して非課税となるのが大きな違いです。今後為替が大きく円安に動いていくことが予想される局面では、税制面で優位性を発揮すると思われます。外貨MMFは証券会社で購入できます。

  個人的には上記3つの金融商品すべてを取引していますが、

取引のほとんどはFXであり、外貨MMFはときどき、外貨預金は現金に両替する場合のみ利用しています。

  詳細はここでは触れませんが、それぞれの金融商品の取引を始める際には、有利な点ばかりではなくどのようなリスクや不都合があるかを確認しておいたほうがいいでしょう。為替手数料、換金のしやすさ、税金面のほかに元本保証の有無(円ベース、外貨ベース)、金利・利回り、取引先が破綻した場合の扱いなどです。

   では実際にはじめるにあたり、どれくらいの量の外貨を保有すればよいのでしょうか?

実生活において影響を受ける分だけ、というのが1つの考え方ですがこれを計算するのは困難です。ですので最初は円、米ドル、ユーロに3等分などのように機械的に分けてもかまわないと思います。はじめから3等分は抵抗があると思いますので、米ドルとユーロを1割ずつでも構わないと思います。

  また、いつ、あるいはどのくらいの頻度・量で、購入し、またいつ売却するのかなども株などと同じで正解を出すのは難しい問題ですが、タイミングを少しずつずらし、購入、売却も少しずつ行うのが鉄則です。でもあれこれ考えて何もやらないよりは、何事においても「まずは一歩踏み出し、できるところから始めてみる」のが大事なのです。はじめるのは「今」ですよ。(?!)

外貨預金、外貨建てMMF、FXの比較詳細はこちらです。

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