住宅ローンの返済に困ったら
不況の影響でボーナスが大幅減となり、住宅ローンの返済に困る状況が多く発生しているようです。
急場をしのぐ方法として、住宅ローンの返済条件の変更方法はいくつかありますが、返済総額で不利になるなどすすんで実行したほうが良い手段は残念ながらないようです。以下、各方法です。
1.毎月返済額の一時減額
「今後収入は以前の水準に戻る」ことが予想される場合、有効と思われます。例えば3年間、毎月返済額を2万円減らすなどといった方法です。減額期間終了後の毎月返済額は、もともとの毎月返済額より増えます。この期間が子どもの養育期(特に高校や大学生)に重なると出費がかさみ、注意が必要です。
2.返済期間の延長
毎月の返済額を減らす代わりに返済期間を延長する方法です。毎月返済額は減額されたままで固定されますが、返済総額はかなり膨れ上がります。
3.ボーナス返済の減額またはとりやめ
ボーナス月に返済していた分を平準化して毎月の返済に上乗せします。銀行には認めてもらいやすいようですが、もともと毎月の返済に余裕がないと選択できない方法です。
以上の3方法は、住宅金融支援機構の例であり、民間金融機関でもこれに準拠する方法がとられると思いますが、必ずしも借り手の都合で選択できるとは限らず、審査のほか手数料が必要になる場合があります。一般的に、HPなどに掲載されているとは限らず、個々の金融機関に問い合わせ、交渉が必要な場合もあるようです。
これら以外の方法として「住宅ローンの借り換え」があります。より有利なローンがあれば検討してみるといいかもしれません。ただし、長期固定金利型を利用していた人が金利変動型のローンに変更する場合、当面の返済額を圧縮できても将来的には返済額が大幅に上昇する可能性もありますので、金利変動リスクを抱えるには慎重な姿勢が必要です。
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